大工さんの仕事
皆さんこんにちは。
まだまだ寒い季節なのに、20度近い日があったりと、
おかしな陽気がありましたね。
3月に入って最初のイベントは、娘の卒業式でした。
大きく育ってくれたことに、ほっとしました。
いつまでたっても我が子は、我が子。
これからも健康で育ってくれることを願うばかりです。
大工さんの仕事
今回のブログは、トイレの手洗い器をのせるカウンターを
つくる様子を紹介します。
多く使われる板は、集成板です。
写真は、ゴムの木の集成板です。
木をボンドで貼り合わせて作られた板です。
幅や、厚みが一定で扱いやすいものになっています。
でも、今回のカウンターは、一枚板を使ったカウンター作りです。
今回選んだ木は、杉の木です。
杉の木を選んだ理由は、木目のきれいさと、加工性、防水性も優れていることです。
一枚板は、厚みや、幅が均等ではありません。
カウンターとして使うために、加工をしないといけないです。
まずは、カウンターのサイズに長さを切って表面を平らになるように削っていきます。
もちろん裏面もしっかり削ってあります。
板の手前の木くずの量が、削る作業の大変さを語っていますね。
電気カンナで平面を作って、細かい部分は、紙やすりで仕上げていました。
カウンター板の完成です。
杉の木の皮が付いていた部分の曲面もいかして、取り付けてあります。
器と水栓が付いた姿が待ち遠しいです。
現場で加工して、これだけの物を作ってくれる大工さんて、
やっぱりすごいですね。